■開催概要

シンポジウムでは開会にあたり、あきもと国土交通副大臣から挨拶がありました。シンポジウムは三部構成で、第一部では、事務局からカスリーン台風70年に係る取組を紹介するとともに、「カスリーン台風70年実行委員会」により今後の利根川や荒川の整備や管理に向けての決意を示した「利根川・荒川流域宣言2017」を発表しました。
第二部では話題提供として、群馬大学教授の清水義彦氏より「カスリーン台風の被害とその後の治水事業」について、気象予報士・キャスターの寺川奈津美氏により、「命を守る気象情報~大雨に備える~」について講演頂きました。
第三部のパネルディスカッションでは、東京大学大学院客員教授の松尾氏がコーディネーターとなり、第二部の清水氏、寺川氏に加え、2015年に鬼怒川の洪水被害を受けた茨城県の常総市長の神達岳志氏、大災害を扱った著作が多い作家の高嶋哲夫氏、カスリーン台風での決壊地点を含む利根川を管轄する利根川上流河川事務所長の三橋さゆり氏をパネリストとして迎え、最近の雨の降り方、河川の整備状況等について認識を共有するとともに、カスリーン台風並みの豪雨が発生したら、一人ひとりの命を守るために、それぞれが果たすべき役割は何か、を議論しました。


■当日の写真
■ 開会あいさつ
  あきもと司(国土交通副大臣)
■ カスリーン台風70年に係る取組紹介
  小林稔(関東地方整備局 河川部長)
■ 話題提供①-1
  清水義彦(群馬大学大学院教授)
■ 話題提供①-2
  清水義彦(群馬大学大学院教授)
■ 話題提供②-1
  寺川 奈津美(気象予報士・キャスター)
■ 話題提供②-2
  寺川 奈津美(気象予報士・キャスター)
■ パネルディスカッション

■ パネル
  神達 岳志(常総市長)
■ パネル
  清水 義彦(群馬大学大学院教授)
■ パネル
  高嶋 哲夫(作家)
■ パネル
  寺川 奈津美(気象予報士・キャスター)
■ パネル
  三橋 さゆり(国土交通省 利根川上流河川事務所長)
■ パネル
  松尾 一郎(東京大学大学院情報学環
  総合防災情報研究センター客員教授)
■ 会場ロビーパネル展示1


■ 会場ロビーパネル展示2
■ 会場ロビーパネル展示3